当センターの紹介

ごあいさつ

この度、ご縁があり名古屋市名東区でカウンセリングセンターを開設させていただくことになりました。こころの専門家である臨床心理士、公認心理師がみなさまの日々の思いに寄り添い、未来に歩みを進めるためのお手伝いをさせていただければと思っております。精神科に通院中の方から、ちょっとした愚痴を聞いてほしい方まで、お気軽にご相談ください。

当センターでは、精神分析的心理療法や認知行動療法、家族療法など、様々な心理療法を用いて、お一人お一人の悩みに合わせたカウンセリングをご提供させていただきます。どうぞ、末永く宜しくお願い申し上げます。

本郷こころのカウンセリングセンター

代表 小暮 幸子

センター内の様子

面談室1
面接室1
面接室2
面接室3

カウンセラー紹介

小暮 幸子
ごぐれ さちこ

カウンセリングを実施した主な症状

抑うつ障害、不安障害、強迫性障害、統合失調症、神経発達障害、大人の発達障害、ひきこもり、不登校、ストレスによるからだの不調(頭痛、不眠、下痢、口内炎など)、家族・友人・職場などでの人間関係の悩み など

職歴

医療領域

  • 愛知県立城山病院(現:愛知県精神医療センター)
  • 国立病院機構東尾張病院
  • 四日市社会保険病院(現:四日市羽津医療センター)
  • 碧南市民病院
  • 羽根メンタルクリニック

教育領域

  • 三重県立高等学校スクールカウンセラー
  • 名古屋市立小学校スクールカウンセラー
  • 金城学院大学心理臨床相談室
  • 愛知県教育委員会いじめ問題等対応夜間電話相談

資格

臨床心理士 登録番号:14663
公認心理師 登録番号:3584
精神保健福祉士 登録番号:70673

所属学会・団体

日本心理臨床学会
日本精神分析学会
愛知県臨床心理士会
名古屋ロールシャッハ研究会
名古屋大学精神医学教室(心理グループ・精神療法グループ)

平成17年名古屋大学精神医学教室に心理士として入局し、大学病院や精神科病院、市民病院などで様々な症例を経験してまいりました。スーパービジョンや症例発表、検討会等での研鑽を積み重ね、メンタルクリニックでの常勤勤務等を経て、平成29年小暮こころの相談室を開設いたしました。令和4年に名称を本郷こころのカウンセリングセンターと新たにし、対面及びオンラインでカウンセリングを受けることができる設備を整えました。現在は年間延べ1000件以上のカウンセリングを実施しております。

また、13年間精神分析家による週1、2回の教育分析を受けることで、自分自身にも向き合ってまいりました。無意識の領域にある自分の思いに耳を傾けることは、決して簡単なことではありません。ですが、自分の本当の気持ちを知ることで、心の土台となる部分が安定し、これまで感じていた漠然とした不安感や体の不調などが軽くなっていきます。そしてそれが、自分の意志で、主体的に行動できる心の強さにつながっていきます。

カウンセリングでは、精神分析的な考え方を基に、認知行動療法や家族療法などを適宜取り入れながら、皆様のこころの状態に合わせた関わりを行っていきます。カウンセリングの中で心が自由になっていくほど、普段の生活でも心が楽になっていきます。こんなことを話しても大丈夫かなと思うようなことでも、できるだけ抑えたりせず、まずは思いつくこと、話したいなと思うことから、お話しいただければと思います。

皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

野田 夏子
のだ なつこ

カウンセリングを実施した主な症状

うつ、不安障害、パニック障害、不眠、強迫性障害、神経発達症、発達障害(大人、こども、家族)、不登校、家族・友人・職場・パートナーなど人間関係の悩み

資格

公認心理師 登録番号: 9465
精神保健福祉士 登録番号:44543

所属団体

愛知県公認心理師協会
日本精神保健福祉士協会
日本認知・行動療法学会
日本認知療法・行動療法学会

精神科クリニックで心理士として約20年間面接を行ってきました。うつ病、不安性障害、不眠症などの様々な症状や生きづらさをかかえた方々のお話を聴いていて、「気持ちが楽」という感覚が分からなくなっていると感じました。日々忙しく生活している中で、周りの期待に応えたり、自分の目標・理想を実現したりしようと頑張りすぎてしまっていることに気づけなくなっているようでした。確かにがんばらなくてはいけないこともありますが、疲れたら早めに休むことが必要です。生きることに精いっぱいで休み方がわからなくなってしまった方と一緒に、少しゆっくりと自分をふり返り、自分らしさを大切にして生きていく方法を考えていきたいと思っています。少ししんどいと感じたら話をしに行こう、と思ってもらえるような場所と時間を提供したいと考えています。

精神科クリニックでの個人カウンセリングのほか、精神科リハビリテーション施設の責任者として多職種連携、プログラムの運営、福祉施設との連携、生活指導、心理教育、精神障害者の親御さんとの相談、精神障害者年金受給手続き支援など障害福祉サービスについての相談などを行ってきました。精神疾患で辛い思いをしている方が地域や家庭の中で生きづらさをかかえながらも、少しでも暮らしやすくするにはどうしたらよいかを考え、多角的な支援をしたいと思っています。


奥村 哲朗
おくむら てつろう

カウンセリングを実施した主な症状

うつ病、不安障害、パニック障害、強迫性障害、統合失調症、神経発達障害、大人の発達障害、ひきこもり、不登校、心身症(頭痛、腹痛、摂食障害)、身体疾患(がんなど)による心の悩み、家族・友人・職場・パートナーなど人間関係の悩み、進路・就職についての悩み、職場復帰支援、キャリアに関する悩み、グリーフケア

学歴

名古屋大学教育学部人間発達科学科卒業
関西大学大学院心理学研究科心理臨床学専攻修了

職歴

医療領域

  • 医療法人純和会矢作川病院・産業精神保健(IMH)研究所
  • 愛知県厚生農業協同組合連合会安城更生病院
  • 独立行政法人地域医療機能推進機構中京病院

教育領域

  • 愛知県高等学校スクールカウンセラー
  • 名古屋市立小学校スクールカウンセラー
  • 東海学園大学・愛知文教大学・愛知文教女子短期大学・日本福祉大学非常勤講師
  • 南山大学保健センター学生相談室

産業領域

  • 財団法人淳風会メンタルサポートセンター(外部EAP機関)

資格

臨床心理士 登録番号:25483
公認心理師 登録番号:24402

所属団体

日本心理臨床学会
日本人間性心理学会
愛知県臨床心理

 人が「誰かに相談したい」と思う時には、どのような時があるでしょうか。 自分一人だけでは状況を整理できなかったり、方向性を見出すことが難しい時が多いのではないでしょうか。 また、誰かに自分の悩みを打ち明ける時には、「こんなことを相談してどう思われるのだろうか」という不安や恥ずかしさ、また「自分で解決することができなかった」という無力感、さらに心にフタをした部分を見つめ直す恐れを抱くこともあると思います。 カウンセリングを行う際は、人間性心理学(パーソン・センタード・アプローチ)の価値観を大切に考えており、主に傾聴やフォーカシングのトレーニングを重ねてきました。 具体的には、相談に来られた方の体験や気持ちをありのままに表現して頂き、「自分の辛さを理解してもらえた」と感じて頂けることを心がけています。 また、ご相談内容やご要望に合わせて、その他の心理療法のアプローチや対処について提案させて頂くこともあります。 心がいきづまった時や、心を見つめ直す必要を感じた時には、ぜひご相談にお越し頂けたらと思います。

 今まで、精神科病院・クリニックをはじめ、外部EAP機関(会社内の相談室等)、総合病院、スクールカウンセラーなどで10年以上面接を行ってきました。 その中で、様々なこころやからだの病気をお持ちの方、仕事やプライベートでのストレスを抱えている方、休職または退職された方、複雑なご家族の事情を抱えている方などからのご相談を受けてきました。 また、人生の岐路に際して、進路や仕事、プライベートでの選択に迷いを感じている方、大切な人を亡くされた方からのご相談もお聞きしてきました。 今までの経験を生かして、皆さまのお力になれたらと思います。


秋田 葉子
あきた ようこ

カウンセリングを実施した主な症状

抑うつ障害、不安障害、パーソナリティ障害、神経発達障害、発達障害(大人)、不登校、人間関係の悩み、進路・将来・人生についての悩み など

職歴

医療領域

  • しみずメンタルクリニック

教育領域

  • こころのアドバイザー (愛知県教育委員会委嘱)
  • 愛知県公立学校スクールカウンセラー
  • 日本福祉大学心理臨床相談室

私設領域

  • しみずカウンセリング
  • ながら心理相談室(こころの元気株式会社)

資格

臨床心理士 登録番号:07877

公認心理師 登録番号:17871

所属団体

日本心理臨床学会
日本精神分析学会
日本マインドフルネス学会
愛知県臨床心理士会
愛知県公認心理師協会

 2000年に臨床心理士の資格を取得、その後はカウンセリングルーム、メンタルクリニックに勤務、スクールカウンセラーとしての経験も積み、加えて私設や大学の心理相談室においても臨床活動に携わって参りました。思春期、青年期、成人期、保護者の方々からのご相談が中心です。カウンセリングでは、精神分析的な理解を中心に置きながら、ご本人のニーズや状態に合わせて、柔軟な方法をご提供しています。

 大切にしている考え方は、以下の通りです。

  • 当室にみえた方との出会いは一つのご縁です。そのご縁を大切にし、安心してこころの問題について考えていただける場を丁寧にご提供したいと思っています。
  • こころの問題に遭遇することはとても苦しいものです。これまで培ってきた考え方や関わり方では対処できない状況に陥っている時といえましょう。しかしこれは、見方を変えると、今までみることが難しかった部分にも目を向け、新たな考え方や関わり方を生み出していくステップアップの機会と捉えられるかもしれません。
  • 人は意識的に行動していると思いがちですが、無意識に動かされていることが少なくありません。自分で自分に振り回されないように、無意識も含めたこころの世界をみていくことは一つの方法です。
  • こころとからだの繋がりには深いものがあります。双方に関心を払いながら、自分と向き合うためのお手伝いができればと思っています。 

 どうぞよろしくお願いいたします。

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